健康管理センター概要

【常勤スタッフ】
渕上 博司(健康管理センター長)
永田 篤文(健康管理センター医長)
藤田 敏明(健康管理センター医長)

【業務内容・特徴】
現在の主な健康管理センターの業務内容は、病院内で行う院内業務と健診車で企業に出向いて行う巡回健診業務となります。

院内業務では、健診、結果説明、保健指導が主要な業務となります。
健診業務は、月曜日から金曜日までの午前中に行っている健診が中心となります。企業との契約やご本人の希望で受診いただいた個人に対して、人間ドックを始め、一般健康診断(雇入時の健康診断、定期健康診断、特定業務従事者の健康診断、海外派遣労働者の健康診断など)、特殊健康診断(有機溶剤健康診断、じん肺健康診断、石綿健康診断、鉛健康診断、電離放射線健康診断、特定化学物質健康診断、VDT作業健康診断、騒音作業健康診断など)、特定健診を行っています。また、さいたま市民を対象とした健診として、国民健康保険加入者を対象とした国保ドックや特定健診を始め、後期高齢者人間ドック、後期高齢者健診、がん検診(肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がん、前立腺がん)、C型・B型肝炎ウイルス検診、女性のヘルスチェック、骨粗しょう症健診等を行っています。この他にも、脳ドック、船員の健康検査(船員健康証明制度指定医療機関)、労災保険制度の二次健康診断、健康診断書の発行など、一部午後の時間帯も活用しながら幅広い健診に対応しています。
結果説明業務は、健診結果を受診者自身がしっかりと把握し、今後の健康管理に有効活用していただくことを目的として行っております。月曜日から金曜日の午前中は、さいたま市民健診(検診)受診者や当日の人間ドック受診者を対象として健診の合間に行っておりますが、国保ドック受診者や希望者に対しては午後の時間帯に予約制で行っております。
保健指導業務は、メタボリック症候群対策として展開されている特定保健指導が中心となります。健康保険組合との契約で行う動機付け支援や積極的支援、さいたま市との契約で行う動機付け支援等、主として常勤の看護職(保健師・看護師)が担っております。また、過労死の予防給付として制定された、労災保険の二次健康診断としての特定保健指導も実施しております。
巡回健診業務は、協会健保の推進する生活習慣病健診を中心に、一般健康診断、特殊健康診断を行っております。埼玉県全域の企業に、胸部・胃部のデジタル撮影が可能な健診車2台で巡回しておりますが、年間受診件数は2万2千件を超えており、同規模のJCHOグループの病院の中では上位の件数となっております。

これらの他にも、企業からの求めに応じて巡回による産業医活動、保健指導活動、インフルエンザ等の予防接種活動、衛生講話、睡眠時無呼吸症候群スクリーニング検査等、地域で生活する、また職場で働く皆様の健康保持・増進に寄与するための活動を広く行っております。