健診案内
乳がん検診のごあんない (平成25年7月17日 更新)
壮年期女性のがん死亡原因No1
乳がんは30歳代から増加し、40歳代で発症のピークをむかえます。また、老年期でも乳がんは少なくありません。
今、「日本女性の23~25人に1人」が乳がんにかかるといわれています。亡くなる人も年々増加し、今では「壮年期女性のがん死亡原因第1位」になっています。
欧米ではがんの死亡率は減少
日本では増加傾向にある乳がんの死亡率ですが、米国・英国では、マンモグラフィー検診の普及により減少傾向にあります。乳がんは早期発見できれば約90%が治癒可能な病気なのです。
マンモグラフィー検査と超音波(エコー)検査
マンモグラフィーは、早期乳がんを見つける、乳房専用のX線撮影です。乳房にできる「腫瘤」や「石灰化」を写し出します。特に、しこりとして触れることのできない早期乳がんのサインである「微細石灰化」(砂粒のように細かく見える)を鮮明に映し出せるのが大きな特徴です。
超音波検査は、乳房内の腫瘤を写し出し見つける検査です。また、腫瘤の性状を観察することができます。検査中に痛みを感じることはありません。30~40歳代の若い年代の方や、乳腺が硬めでマンモグラフィー検査に不向きな方に適しています。
乳がんは早期発見が大事です
「自覚症状のない場合」は、当院健康管理センターまで「乳がん検診」をお申し込みください。市民検診や各種健康保険組合の検診を利用できる場合がございますので、健康管理センターか加入している健康保険組合までお問い合わせください。
また、乳房にしこりを感じるなどの「自覚症状があったり、ちょっと気になる事がある」という方は、早めに「外科外来」にて診察をお受けください。