透析室

診療・各部門

透析室

概要

当院透析室は病院移転に伴い、多人数用患者監視装置8台、個人用患者監視装置2台の計10台へ増床し、外来透析・入院透析を行っています。

現在は1クールでの運用となっています。

定期的に医師、看護師、臨床工学技士、管理栄養士、MSWが集まり、カンファレンスを行っており、それぞれの職種の視点から意見交換し、共有し、治療にあたっています。

透析室

治療に関して

  • 血液透析(HD)
  • 限外濾過(ECUM)
  • 腹水濾過濃縮法
  • LDL吸着療法
  • on-lineHDF(準備中)
  • I-HDF(準備中)

以上の治療を行っております。

手技に関して

当院では、「透析施設における標準的な透析操作と感染予防に関するガイドライン」等を遵守し、安全性確保と感染予防に努めています。

血液透析導入に関して

透析を行いながら基本的な透析の知識や生活の上で気を付けることなどを、患者様に合わせた速度で提供しています。

入院透析について

内科入院のみならず他科の入院に関しても他科医師と腎臓内科医が連携をとりその場に適した最善の治療を行っています。また、スケールベッドを所有し車いす移動が困難な患者様の受け入れも可能です。詳細に関してはお問い合わせください。

透析中の運動療法に関して

当院では入院・外来患者問わず積極的に行っており、エルゴメータを使用した有酸素運動やゴムバンドでのレジスタンストレーニングを行い、患者様のADL向上に努めています。

災害対策について

当院透析室作成の「災害の手引き」を利用し、災害時の動き方や災害用伝言ダイヤル「171」を利用した訓練を定期的に行っています。

スケジュールに関して

現在は月・水・金、火・木・土ともに1クールのみの運用となっており、入室時間は9~9時30分までとなっています。

その他血液浄化に関して

透析療法以外では、他科と連携しLDL吸着療法や胸・腹水濾過濃縮法も実施しています。

実績

2016年度実績 2017年度実績 2018年度実績
血液透析 240 799 1484
LDL吸着療法 0 0 10
胸・腹水濾過濃縮療法 5 5 1
持続濾過透析 0 0 23

スタッフ構成

腎臓内科医  3名
看護師    4名
臨床工学技士 3名

認定資格

透析技術認定士  1名
透析後能検定1級 1名
呼吸療法認定士  1名